成塚郷(読み)なりづかごう

日本歴史地名大系 「成塚郷」の解説

成塚郷
なりづかごう

新田(につた)庄内の中世郷で、郷内には菅塩(すがしお)村・金谷(かなや)(屋)村(金井村)があり、八王子(はちおうじ)丘陵西南一帯に位置し、山麓の谷戸田地帯にある菅塩・金谷と、その流末で岩瀬(いわせ)川の沖積地に広がる成塚本村からなる。史料には「成墓郷」とも記される。嘉応二年(一一七〇)の新田庄田畠在家目録写(正木文書)に「なりつか郷 田十八町三反十五たい 畠四丁九反十五たい 在家十七う」とみえる。建保三年(一二一五)新田義兼後家尼から孫子岩松時兼に譲られた一二郷地頭職の一つに「成墓郷」があり、以後新田岩松家に相伝された(三月二二日「将軍家政所下文写」同文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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