成竹(読み)セイチク

デジタル大辞泉の解説

せい‐ちく【成竹】

蘇軾「篔簹谷偃記」から。竹の絵を描くとき、胸中にその構図を描いたのち始める意から》前もって立てている計画。十分な見通し。成算。
「胸中已(すで)に―ある千々岩は」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せいちく【成竹】

〔蘇軾の「篔簹谷偃竹記」に「竹を描くのに、まず完全な竹の形を心の中で想像して、そののち書き始める」とあるところから〕
あらかじめ立てる計画。十分な見込み。成算。 「胸中すでに-あり」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せい‐ちく【成竹】

〘名〙 (「蘇軾‐篔谷偃竹記」の「画竹必先得成竹於胸中」による語。竹の絵を描くとき、脳裏に完全な竹の形を思い浮かべた後に筆をおろす意から) かねてからもっているしっかりした心中の計画。成算。
※不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中「其の作戦計画の必ず成効す可き胸中已に成竹(セイチク)ある千千岩は」

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