成竹(読み)セイチク

デジタル大辞泉 「成竹」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちく【成竹】

《蘇軾「篔簹谷偃竹記」から。竹の絵を描くとき、胸中にその構図を描いたのち始める意から》前もって立てている計画。十分な見通し。成算。
「胸中已すでに―ある千々岩は」〈蘆花・不如帰〉

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精選版 日本国語大辞典 「成竹」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちく【成竹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「蘇軾‐篔谷偃竹記」の「画レ竹必先得二成竹於胸中一」による語。竹の絵を描くとき、脳裏に完全な竹の形を思い浮かべた後に筆をおろす意から ) かねてからもっているしっかりした心中の計画。成算。
    1. [初出の実例]「其の作戦計画の必ず成効す可き胸中已に成竹(セイチク)ある千千岩は」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)

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