我が兄(読み)わがせな

精選版 日本国語大辞典 「我が兄」の意味・読み・例文・類語

わが【我が】 兄(せな)

  1. ( 「な」は親愛の気持を添える接尾語 )=わが(我)兄(せ)
    1. [初出の実例]「夕占(ゆふけ)にも今宵と告(の)らろ和賀西奈(ワガセナ)はあぜそも今宵よしろ来まさぬ」(出典:万葉集(8C後)三四六九)

わが【我が】 兄(せ)

  1. 親しい男性に対して呼びかける場合にいう。友だちや兄弟の間でも用いるが、女性が夫や恋人を呼ぶのに使うことが多い。わがせこ。わがせな。
    1. [初出の実例]「うちひさす宮の和我世(ワガセ)は大和女(やまとめ)の膝枕(ま)くごとに吾(あ)を忘らすな」(出典:万葉集(8C後)一四・三四五七)

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