戒法(読み)カイホウ

デジタル大辞泉 「戒法」の意味・読み・例文・類語

かい‐ほう〔‐ホフ〕【戒法】

仏語。仏が制定した戒律としての法。五戒など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒法」の意味・読み・例文・類語

かい‐ほう‥ホフ【戒法】

  1. 〘 名詞 〙 仏が定めた戒律の法則。五戒、十戒などをいう。〔勝鬘経義疏(611)〕
    1. [初出の実例]「又浄住寺と申は、戒(カイ)法流布の地、律宗作業(さごう)の砌(みぎり)也」(出典太平記(14C後)八)
    2. [その他の文献]〔行事鈔‐中一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android