

なり。囗(ゐ)に從ひ、戈に從ひ、以て一を守る。一は地なり」とし、域を重文としてあげる。一は境界の意。或・域・國はもと一字。或がのち域と國とに分化したとみてよい。或はまた
(又)(ゆう)・
(有)とも声義が通用し、
が一般的にある意であるのに対して、或は限定的な有であるため「あるいは」の意となり、不特定の意となる。〔論語、為政〕「或(ある)ひと、孔子に謂ふ」は不特定の人、〔詩、
風、鴟
(しけう)〕「敢て予(われ)を
ること或(あ)らんや」は
の限定的用法である。惑と通用し、〔孟子、告子上〕「王の不智なるを或(うたが)ふこと無(なか)れ」とあり、疑惑の意に用いる。
・閾・
・國・
など十二字を収める。
(よく)は〔説文〕十一下に「水
なり」とするも、
(郁)七上に「

るなり」とするように、
は戈に呪飾を加えた形。また
(いく)に作る字があり、巛(せん)・彡(さん)は、ともにその呪飾の形である。
kは同声。國ku
kは邑の外辺に城壁を加えた形で、武装都市をいう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...