戦車砲(読み)せんしゃほう(その他表記)tank gun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「戦車砲」の意味・わかりやすい解説

戦車砲
せんしゃほう
tank gun

戦車に搭載する砲。初期の戦車は歩兵支援用であったために,対人殺傷効果の大きな砲が搭載されたが,第1次世界大戦後,次第に対戦車戦闘を主眼とした,大口径で初速の高い砲に置き換えられるようになり,装甲が厚くなるのに比例して口径が大きくなってきた。狭隘な砲塔の中で装填作業を円滑に行えるような工夫が施されている。第2次世界大戦では戦車戦は平均して 900mの距離で戦われたが,現在では約 1800mが想定され,口径は 120mmが主力戦車の標準となっている。

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