戯らす(読み)ジャラス

精選版 日本国語大辞典 「戯らす」の意味・読み・例文・類語

ざら・す【戯】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 たわむれる。じゃれる。
    1. [初出の実例]「羽箒を猫のくはへて〈略〉ざらすを見れば」(出典:浮世草子・好色染下地(1691)四)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 たわむれさせる。じゃれさせる。じゃらす。
    1. [初出の実例]「かまぼこを猫にあたへてざらし」(出典:浮世草子・傾城新色三味線(1718)六)

じゃら・す【戯】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 じゃれるようにする。からかう。じゃれさせる。じゃらかす。
    1. [初出の実例]「木曾どのは客をじゃらして飯を喰ひ」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む