戯らす(読み)ジャラス

精選版 日本国語大辞典 「戯らす」の意味・読み・例文・類語

ざら・す【戯】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 たわむれる。じゃれる。
    1. [初出の実例]「羽箒を猫のくはへて〈略〉ざらすを見れば」(出典:浮世草子・好色染下地(1691)四)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 たわむれさせる。じゃれさせる。じゃらす。
    1. [初出の実例]「かまぼこを猫にあたへてざらし」(出典:浮世草子・傾城新色三味線(1718)六)

じゃら・す【戯】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 じゃれるようにする。からかう。じゃれさせる。じゃらかす。
    1. [初出の実例]「木曾どのは客をじゃらして飯を喰ひ」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む