戯らす(読み)ジャラス

デジタル大辞泉 「戯らす」の意味・読み・例文・類語

じゃら・す【戯らす】

[動サ五(四)]じゃれるようにする。じゃれさせる。「猫を―・す」
[類語]ふざける戯れるはしゃぐたわけるじゃれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戯らす」の意味・読み・例文・類語

ざら・す【戯】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 たわむれる。じゃれる。
    1. [初出の実例]「羽箒を猫のくはへて〈略〉ざらすを見れば」(出典:浮世草子・好色染下地(1691)四)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 たわむれさせる。じゃれさせる。じゃらす。
    1. [初出の実例]「かまぼこを猫にあたへてざらし」(出典:浮世草子・傾城新色三味線(1718)六)

じゃら・す【戯】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 じゃれるようにする。からかう。じゃれさせる。じゃらかす。
    1. [初出の実例]「木曾どのは客をじゃらして飯を喰ひ」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

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