燥ぐ(読み)ハシャグ

デジタル大辞泉 「燥ぐ」の意味・読み・例文・類語

はしゃ・ぐ【燥ぐ】

[動ガ五(四)]
調子にのってふざけ騒ぐ。「―・いだ調子で話す」
乾燥する。かわく。
「それはめずらしく―・いだ、風の無い日で」〈藤村破戒
[可能]はしゃげる
[類語]じゃれるふざける戯れるたわけるじゃらす騒ぐ喜ぶ浮かれる小躍りする叫ぶ怒鳴る張り上げる騒ぐぞめ喚き散らす喚き立てるがなるがなり立てるざわめくざわつくさざめくさんざめくざわざわするどよめくがやがやわいわいわあわあきゃあきゃあぎゃあぎゃあざわざわ

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精選版 日本国語大辞典 「燥ぐ」の意味・読み・例文・類語

はしゃ・ぐ【燥】

  1. 〘 自動詞 ガ五(四) 〙 ( 古くは「はしやぐ」とも )
  2. 乾く。乾燥する。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「身のしる斗しぼりいだし候ては、らいねんは身がはしやき候て」(出典:評判記・吉原用文章(1661‐73)一七)
  3. 浮かれてしゃべりたてる。調子に乗ってさわぐ。浮かれてさわぐ。
    1. [初出の実例]「声のみや雨にはしやぐ時鳥〈吉次〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

はしや・ぐ【燥】

  1. 〘 自動詞 ガ四段活用 〙はしゃぐ(燥)

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