戯口(読み)たわぶれぐち

精選版 日本国語大辞典 「戯口」の意味・読み・例文・類語

たわぶれ‐ぐち たはぶれ‥【戯口】

〘名〙 たわむれて言うこと。また、そのことば。冗談。ざれごと。たわむれぐち。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「湯舟の隅に屈(かがみ)居る芸なし猿の戯(タハフ)れ口(グチ)

おどけ‐ぐち【戯口】

〘名〙 おどけた口のきき方。こっけいな話しぶり。ざれごと。冗談。おどけことば。
洒落本・百安楚飛(1779)「女におどけ口いはれても顔をあかめるやうな世間しらずの奉公人も」

たわむれ‐ぐち たはむれ‥【戯口】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android