戯口(読み)たわぶれぐち

精選版 日本国語大辞典 「戯口」の意味・読み・例文・類語

たわぶれ‐ぐちたはぶれ‥【戯口】

  1. 〘 名詞 〙 たわむれて言うこと。また、そのことば。冗談。ざれごと。たわむれぐち。
    1. [初出の実例]「湯舟の隅に屈(かがみ)居る芸なし猿の戯(タハフ)れ口(グチ)」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

おどけ‐ぐち【戯口】

  1. 〘 名詞 〙 おどけた口のきき方。こっけいな話しぶり。ざれごと。冗談。おどけことば。
    1. [初出の実例]「女におどけ口いはれても顔をあかめるやうな世間しらずの奉公人も」(出典:洒落本・百安楚飛(1779))

たわむれ‐ぐちたはむれ‥【戯口】

  1. 〘 名詞 〙たわぶれぐち(戯口)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む