戸叶里子(読み)トカノ サトコ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「戸叶里子」の解説

戸叶 里子
トカノ サトコ


肩書
元・衆院議員,元・日本社会党婦人部長

生年月日
明治41年11月29日

出生地
長野県松本市

学歴
同志社女子専門学校英文科〔昭和4年〕卒

経歴
昭和4年丸の内の国際連盟に勤め、5年朝日新聞記者の戸叶武と結婚。6年英語教室・愛宕塾の教師、14年青蘭女子商業英語教員となる。15年夫に従い上海に渡り、「大陸新報」記者となるが、2年後帰国。20年戦災で夫の郷里宇都宮に帰る。21年栃木県から衆院選に立ち、最高点で当選、史上初の女性代議士の一人となる。のち、社会党に入党。その後連続11回当選。25年中央執行委員、28年右派社会党国際局渉外部長、32年社会党婦人部長、さらに外交の専門家として長年衆院外務委員を務め、社会党代議士会長としても活躍。母子保護、売春防止法立法などに尽力した。

没年月日
昭和46年11月7日

家族
夫=戸叶 武(参院議員)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「戸叶里子」の解説

戸叶 里子
トカノ サトコ

昭和期の政治家 元・衆院議員;元・日本社会党婦人部長。



生年
明治41(1908)年11月29日

没年
昭和46(1971)年11月7日

出生地
長野県松本市

学歴〔年〕
同志社女子専門学校英文科〔昭和4年〕卒

経歴
昭和4年丸の内の国際連盟に勤め、5年朝日新聞記者の戸叶武と結婚。6年英語教室・愛宕塾の教師、14年青蘭女子商業英語教員となる。15年夫に従い上海に渡り、「大陸新報」記者となるが、2年後帰国。20年戦災で夫の郷里・宇都宮に帰る。21年栃木県から衆院選に立ち、最高点で当選、史上初の女性代議士の一人となる。のち、社会党に入党。その後連続11回当選。25年中央執行委員、28年右派社会党国際局渉外部長、32年社会党婦人部長、さらに外交の専門家として長年衆院外務委員を務め、社会党代議士会長としても活躍。母子保護、売春防止法立法などに尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸叶里子」の解説

戸叶里子 とかの-さとこ

1908-1971 昭和時代後期の政治家。
明治41年11月29日生まれ。昭和5年東京朝日新聞記者戸叶武(たけし)と結婚。21年衆議院議員(当選11回,社会党)となり,外務委員として活躍。アジア婦人協会理事長もつとめる。夫も28年参議院議員となり,おしどり国会議員として知られた。昭和46年11月7日死去。62歳。長野県出身。同志社女学校専門学部卒。旧姓吉田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「戸叶里子」の解説

戸叶 里子 (とかの さとこ)

生年月日:1908年11月29日
昭和時代の政治家。衆議院議員;社会党代議士会長
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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