戸山神社(読み)とやまじんじや

日本歴史地名大系 「戸山神社」の解説

戸山神社
とやまじんじや

[現在地名]日田市小野 三河町

河内かわち集落北方、戸山(七〇六・八メートル)の山上に鎮座祭神は三毛入野命・菅原道真・罔象女神であるが、「豊後国志」では彦山神を祀るという。旧郷社。古くより修験道場で、英彦ひこ山との関係が深い。天文二三年(一五五四)墨書銘の三所大権現三尊の木造神体が河内集落にある下宮の神殿に安置されており、社記によれば上手に別当延命えんみよう寺を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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