所天(読み)ショテン

デジタル大辞泉 「所天」の意味・読み・例文・類語

しょ‐てん【所天】

仰ぎ敬う人。人民からは君主、子からは親、妻からは夫をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「所天」の意味・読み・例文・類語

しょ‐てん【所天】

  1. 〘 名詞 〙 仰ぎ敬うべき人。妻からは夫、子からは親、人民からは君主などをいう。
    1. [初出の実例]「妾少後所天。独流血涙於眼泉。老哭愛子。誰抽紫笋於雪林」(出典本朝文粋(1060頃)一四・在原氏為亡息員外納言四十九日修諷誦文〈大江朝綱〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐梁竦伝〕

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普及版 字通 「所天」の読み・字形・画数・意味

【所天】しよてん

仕える人。

字通「所」の項目を見る

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