デジタル大辞泉 「所狭きなし」の意味・読み・例文・類語 ところせき‐な・し【所▽狭きなし】 [形ク]《「なし」は形容詞をつくる接尾語》余す所がない。「金比羅の祭りに、余多あまたの見物、讃岐円座の―・く」〈浮・二十不孝・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「所狭きなし」の意味・読み・例文・類語 ところせき‐な・し【所狭なし】 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「なし」は接尾語 ) 「ところせし」を強めたいい方。いかにも場所が狭くみえるさまをいう。あたりいっぱいで余地がない。[初出の実例]「此広き野山迄所(トコロ)せきなく」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例