手を直す(読み)てをなおす

精選版 日本国語大辞典 「手を直す」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 直(なお)

  1. 先手後手を交代する。
    1. [初出の実例]「御碁を打たせ給へといふ〈略〉てなほして打つ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)
  2. 以前に修得した技術などを矯(た)め、直す。
    1. [初出の実例]「白露を置て見てから手を直す 大橋流の筆をおっとり」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第五)
  3. 日本音楽で、在来旋律の型や、囃子(はやし)リズムなどを改める。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む