手を離れる(読み)テヲハナレル

精選版 日本国語大辞典 「手を離れる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 離(はな)れる

  1. 手もとからはなれる。世話、看護、監督が不要になる。「親の手を離れる」
    1. [初出の実例]「そへてやる扇の風し心あらばわが思ふ人の手をなはなれそ〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)離別・一三三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android