手医者(読み)テイシャ

デジタル大辞泉 「手医者」の意味・読み・例文・類語

て‐いしゃ【手医者】

おかかえの医者出入りの医者。
「―間もなく見まはれ」〈浮・織留・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手医者」の意味・読み・例文・類語

て‐いしゃ【手医者】

  1. 〘 名詞 〙 身分のある者に召し抱えられている医者。町医者に対していう。手医師
    1. [初出の実例]「手医者共二三人御入り候に」(出典:細川忠興文書‐寛永一〇年(1633)一二月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android