日本歴史地名大系 「手洗水町」の解説 手洗水町てあらいみずちよう 京都市:中京区明倫学区手洗水町中京区烏丸通蛸薬師下ル南北に通る烏丸(からすま)通(旧烏丸小路)を挟む両側町。南側は錦小路(にしきこうじ)通(旧錦小路)、北側は蛸薬師(たこやくし)通(旧四条坊門小路)が東西に通る。平安京の条坊では、町の西側は左京四条三坊三保一一町東、東側は同一四町西。平安中期以降は、四条坊門烏丸小路の南にあたる。鎌倉初期から室町末まで、建久八年(一一九七)熊谷直実によって建立された法然寺がこの地東側にあり、天正一九年(一五九一)町割で寺町中之町(下京区)に移転した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報