手白(読み)てじ

精選版 日本国語大辞典 「手白」の意味・読み・例文・類語

て‐じ【手白】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てじろ」の略 ) 前足の先の毛の色が白い猫。
    1. [初出の実例]「隠居がたの手白(テジ)三毛をかはゆがらるる人」(出典浮世草子西鶴織留(1694)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「手白」の解説

手白

金魚体色の名。胸びれが白いもの。左右両方が白いものは両手白、片方だけが白いものは片手白という。

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