手直(読み)てなおり

精選版 日本国語大辞典 「手直」の意味・読み・例文・類語

て‐なおり ‥なほり【手直】

〘名〙 囲碁の打込み、将棋の指込みの勝負で、一定番数を勝ち越して手合割りが改められること。広義には昇段などによるものもいう。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「今はそなたはいくつにやなる〈充継〉 手なをりのうはさをかたる碁の会に〈同〉」

て‐なおし ‥なほし【手直】

〘名〙
① 不完全な部分をつくりなおすこと。
② 囲碁、将棋の指導対局で、勝負が終わったあと、最初から並べなおして講評、解説すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android