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腕貫 うでぬき

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大辞林 第三版の解説

うでぬき【腕貫】

刀剣の柄頭つかがしらや鍔つばにつける革緒。手首に通し,手から離れないようにするためのもの。
手首からひじのあたりまでをおおう筒状の布。皮膚を保護したり,袖の汚れを防ぐもの。また,腕袋うでぶくろのこと。
腕にはめる飾り。腕輪。
槍の石突きにある穴。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

うでぬき【腕貫】

腕の肘(ひじ)上部から手首の間を保護し,汚れを防ぐために着ける筒形の布。起源は古く,奈良時代東大寺の写経生が用いていた,紐でつないだ絁(あしぎぬ)製の腕貫が正倉院御物で知られる。江戸時代の《守貞漫稿》によれば,上に紐をつけて背で左右を結び合わせ,〈表紺裡浅木等の木綿製也,文政の末天保初比,京坂の工夫及び商家の丁稚等〉がこれを用いていたとあるが,江戸では少なかったらしい。また僧侶は竹や籐で筒形に編んだものを今なお用いている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

腕貫
うでぬき

手首から肘(ひじ)の間を保護し、腕の活動をしやすくするために用いられた。てぬき、ゆがけ、こてともいう。形態は合わせ形と筒形があり、合わせ形のものは腕に巻いて、紐(ひも)またはこはぜで留め、筒形のものは腕を通して、上部についた1本の紐で首からつる。紺木綿製であるが、特殊のものとして白または肉色の薄絹製もある。現在も農民、漁民、鳶職(とびしょく)、土木作業員などが用いている。また事務用として袖口(そでぐち)の汚れ防止に用いるカバーも腕貫という。[岡野和子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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