小柄(こづか)や小型の刃物を投げて敵を刺撃する武術の一種。後世,投げる武器そのものを手裏剣ともいった。戦技としてみた場合,小型の刃物などを敵に投げつけて,敵を傷つけたり,自分の危難を逃れようとする技法は古くからあった。これは別の技法として打根(うちね)(小さい矢を投げる技法)の発達をみた。手裏剣は文字どおり,手のうちに入るほどの武器として独特の技法のものとなった。したがって古くから行われていた太矢,脇指,小柄,針などを投げて攻撃する技法はすべて手裏剣技法に含まれるが,手裏剣として武器の形がほぼ決まり,〈手裏剣〉という用語が生まれるのは室町時代末期である。手裏剣術の技法は,直打法(じきだほう),反転打法,回転打法の3種に大別できる。手裏剣の形は多種多様であるが,短刀形,針形,釘形,剣形,車剣形に大別できる(図)。おもな流派には,根岸流,白井流,実用流,知新流,柳生新陰流,香取神道流,本覚克己流,諸賞流などがある。
執筆者:中林 信二
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