コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

手裏剣 シュリケン

デジタル大辞泉の解説

しゅり‐けん【手裏剣】

手に取って敵に投げつける武器。主として小刀(こがたな)を用いたが、近世になって釘形・十字形などさまざまな形状のものが使用された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

手裏剣【しゅりけん】

手で敵に投げつける小剣脇差,小柄(こづか)なども用いるが,18世紀後半に釘(くぎ)形や針形のものが生まれて柳生流,根岸流,白井流などの手裏剣術が流行した。回転させて投げつける十字手裏剣もあった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

しゅりけん【手裏剣】

小柄(こづか)や小型の刃物を投げて敵を刺撃する武術の一種。後世,投げる武器そのものを手裏剣ともいった。戦技としてみた場合,小型の刃物などを敵に投げつけて,敵を傷つけたり,自分の危難を逃れようとする技法は古くからあった。これは別の技法として打根(うちね)(小さい矢を投げる技法)の発達をみた。手裏剣は文字どおり,手のうちに入るほどの武器として独特の技法のものとなった。したがって古くから行われていた太矢,脇指,小柄,針などを投げて攻撃する技法はすべて手裏剣技法に含まれるが,手裏剣として武器の形がほぼ決まり,〈手裏剣〉という用語が生まれるのは室町時代末期である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しゅりけん【手裏剣】

相手に投げつける鉄製の小武器。一方または両方をとがらせた小棒と、十字形・卍形まんじがたなどの鉄板に刃をつけた車剣くるまけんとがある。

しりけん【手裏剣】

「しゅりけん(手裏剣)」の転。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手裏剣
しゅりけん

江戸時代の武具で、相手に投げ付けて殺傷する短く細い刀剣。『太平記』にみえる投げ付け用の手突き矢のように、小刀などを投げ付けたのがその祖形であろう。初め、小刀に添えた小柄(こづか)の類を称し、また臨機に小刀を投げて武器とする動作をもさし、『大阪軍記』『常山紀談』にみえる。近世以降、掌中に握って投げやすい小柄状の形が案出され、特殊な、十字形のものまでもつくられ、武芸としての手裏剣術も行われた。[齋藤愼一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

手裏剣の関連キーワード忍者の里チビッ子忍者村アカニンジャー超絶スターニンジャー仮面ライダーZXにんじゃえもんモモニンジャーアオニンジャーアカニンジャーミドニンジャーシロニンジャーラッキィ池田キニンジャー中村嘉惟人佐々木高城金門五山桐松林左馬助天津小源太ひこちゅう肥前夢街道西川俊介

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

手裏剣の関連情報