才丸村(読み)さいまるむら

日本歴史地名大系 「才丸村」の解説

才丸村
さいまるむら

[現在地名]北茨城市関本せきもと町才丸

多賀山地の山々が連なり、花園はなぞの川の支流才丸川の狭小な盆地集落が点在する。東は山小屋やまごや村で、中央を平方ひらかた街道が東西に走る。文禄四年(一五九五)岩城領検地目録(静嘉堂文庫蔵)に「百九拾五石六斗弐升六合 車領西丸村」とみえる。延享四年(一七四七)村差出帳(北茨城市役所蔵)には戸数四八・人数二一二、馬四九、「女不断かせきかま柴取申候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android