精選版 日本国語大辞典 「打ち過ぐす」の意味・読み・例文・類語 うち‐すぐ・す【打過】 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )① 普通の程度以上に物事をする。度を過ごす。[初出の実例]「柳花苑といふ舞を、これは、いますこしうちすぐして、かかる事もやと心づかひやしけむ」(出典:青表紙一本源氏(1001‐14頃)花宴)② 年を取る。年齢がまさる。年たく。[初出の実例]「四年(よとせ)ばかりがこのかみにおはすれば、うちすぐし恥づかしげに、盛りにととのほりて見え給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例