打っ切る(読み)ブッキル

デジタル大辞泉 「打っ切る」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐き・る【打っ切る】

[動ラ五(四)]手荒く切り離す。たたき切る。ぶった切る。「木の枝を―・る」
[可能]ぶっきれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打っ切る」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐き・る【打切】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ぶっ」は接頭語 )
  2. 「きる(切)」の俗語的表現
    1. [初出の実例]「成敗いづれも甲乙なき物にて、後はぶっきるより外の儀はなし」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)
  3. 「つっきる(突切)」の俗語的表現。
    1. [初出の実例]「あんでもいどばし(江戸橋)さア右イへぶっ切(キッ)てい(行)がっしゃい」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む