打っ切る(読み)ブッキル

デジタル大辞泉 「打っ切る」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐き・る【打っ切る】

[動ラ五(四)]手荒く切り離す。たたき切る。ぶった切る。「木の枝を―・る」
[可能]ぶっきれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打っ切る」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐き・る【打切】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ぶっ」は接頭語 )
  2. 「きる(切)」の俗語的表現
    1. [初出の実例]「成敗いづれも甲乙なき物にて、後はぶっきるより外の儀はなし」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)
  3. 「つっきる(突切)」の俗語的表現。
    1. [初出の実例]「あんでもいどばし(江戸橋)さア右イへぶっ切(キッ)てい(行)がっしゃい」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上)

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