デジタル大辞泉 「打っ飛ばす」の意味・読み・例文・類語 ぶっ‐とば・す【▽打っ飛ばす】 [動サ五(四)]1 飛ぶほど強く殴る。なぐりとばす。「懲りないやつは―・してやる」2 勢いよく飛ばす。「台風に―・された看板」3 「ふっとばす2」に同じ。「酒で悲しみを―・す」4 「ふっとばす3」に同じ。「車を―・す」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「打っ飛ばす」の意味・読み・例文・類語 ぶっ‐とば・す【打飛】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① はげしくなぐりとばす。強くなぐりつける。[初出の実例]「ダメ、なんて言ったら、ぶっとばしちゃうさ」(出典:見知らぬ家路(1970)〈黒井千次〉)② ( 「ぶっ」は接頭語 ) 「とばす(飛)」の俗語的表現。ふっとばす。[初出の実例]「約平均二時間で大東京を縦横に円タクで打(ブ)っとばし」(出典:だから酒は有害である(1929)〈徳川夢声〉)③ ( 「ぶっ」は接頭語 ) 損益を顧慮しないで物品を売り払う。売りとばす。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例