打流(読み)ぶんながし

精選版 日本国語大辞典 「打流」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ながし【打流】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぶん」は接頭語 )
  2. 勢いよく流すこと。
  3. それきりにすること。知らんぷりをすること。
    1. [初出の実例]「モシ、それをぶん流しになさると、取殺されやすぞ」(出典:歌舞伎・盟三五大切(1825)序幕)
  4. 続けざまにすること。
  5. 遊里居続けをすること。
    1. [初出の実例]「あすも、もし降らば、ぶんながしの、久しぶりで、ゐつづろうもしれやせん」(出典:洒落本・遊子方言(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む