精選版 日本国語大辞典 「打流」の意味・読み・例文・類語 ぶん‐ながし【打流】 〘 名詞 〙 ( 「ぶん」は接頭語 )① 勢いよく流すこと。② それきりにすること。知らんぷりをすること。[初出の実例]「モシ、それをぶん流しになさると、取殺されやすぞ」(出典:歌舞伎・盟三五大切(1825)序幕)③ 続けざまにすること。④ 遊里に居続けをすること。[初出の実例]「あすも、もし降らば、ぶんながしの、久しぶりで、ゐつづろうもしれやせん」(出典:洒落本・遊子方言(1770)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例