普及版 字通 「扛」の読み・字形・画数・意味 扛6画 [字音] コウ(カウ)[字訓] あげる[説文解字] [字形] 形声声符は工(こう)。〔説文〕十二上に「關(わうくわん)對擧するなり」とあり、鼎の立耳などに横木を通してもち上げる意とする。工は虹のように、左右の両辺にわたるものをいう。〔史記、項羽紀〕に「、長(たけ)尺餘、力能く鼎(かなえ)を扛(あ)ぐ」とは、人の対挙するものを、一人であげる意である。[訓義]1. あげる、両手でもちあげる、さしあげる。2. かつぐ、になう。[古辞書の訓]〔新字鏡〕扛 力久良戸(ちからくらべ) 〔名義抄〕扛 アグ 〔字鏡集〕扛 アガル・カナヘアグ・アゲツク・アグ・トル[熟語]扛荷▶・扛挙▶・扛▶・扛轎▶・扛喪▶・扛鼎▶・扛夫▶[下接語]牽扛・手扛 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by