フーチー(その他表記)fú jī

改訂新版 世界大百科事典 「フーチー」の意味・わかりやすい解説

フーチー (扶乩)
fú jī

中国で行われた占いの一種。〈ふけい〉とも呼ぶ。二股の木(乩木)の下に筆の役割をするものをつけ,それを砂上に置いて神降しを行い,砂上に書かれたしるしで神意を知る方法。乩木を持つ人は1人もしくは2人で,乩木には箕(み)形のものを用いる場合もある。正月の15日に,厠神(かわやがみ)である紫姑神の神像杓子,笊(ざる),箕で作り,神降しを行って神意を問う紫姑占いも扶乩の一つである。扶乩はまた,扶箕(ふき),扶鸞(ふらん)とも呼ばれ,古くから道教経典の製作に当たって行われ,現在でも台湾,香港の寺廟で行われる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 砂山

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む