日本歴史地名大系 「承知川」の解説 承知川しようちがわ 長野県:諏訪郡下諏訪町承知川現下諏訪町の東南部承知川は源を大見(おおみ)山(一三六二メートル)に発し、その急斜面を北西に流れて、沖積地に出てから南西に流れ武居(たけい)・久保(くぼ)を経て高浜(たかはま)の地で諏訪湖に注ぐ。流域の面積は七・二七平方キロ、河川の延長六・一キロ、灌漑水田一七町歩に及んでいた。承知川は水量も多く、明治一〇年(一八七七)頃より、承知川の水系が軟水で鉄分を含有せず、糸質に好都合のため製糸の煮繭・繰糸用水に、また動力源として使用された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by