軟水(読み)ナンスイ

デジタル大辞泉 「軟水」の意味・読み・例文・類語

なん‐すい【軟水】

カルシウムマグネシウムなどの塩類含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水
[類語]真水淡水海水汽水深層水海洋深層水塩水えんすい塩水しおみず鹹水かんすい鉱水石灰水重水軽水硬水

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精選版 日本国語大辞典 「軟水」の意味・読み・例文・類語

なん‐すい【軟水】

  1. 〘 名詞 〙 カルシウムイオン、マグネシウムイオンの含有量が少ない水。一般に天然水うち地表水にみられる。⇔硬水
    1. [初出の実例]「長流の河、及び湖水の如きは軟水なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

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百科事典マイペディア 「軟水」の意味・わかりやすい解説

軟水【なんすい】

カルシウムイオン,マグネシウムイオンなどの含量の少ない水。工業上では硬度10以下の水をいい,これに対し硬度20以上の水を硬水という。蒸留水,水道水,雨水などは軟水。
→関連項目硬水

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「軟水」の意味・わかりやすい解説

軟水
なんすい
soft water

天然に存在する水で、無機塩類をそれほど多く溶かしていない水のことをいい、硬水に対する語。通常は水100ミリリットル中の無機塩類を酸化カルシウムに換算し、10ミリグラム以下であるときをいう。

[中原勝儼]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軟水」の意味・わかりやすい解説

軟水
なんすい
soft water

カルシウム塩類およびマグネシウム塩類の含有量の少い水。硬水に対する用語日本では水の硬度は水中のカルシウムおよびマグネシウム量をこれに対応する炭酸カルシウムppmに換算して表わす。 100ppm以下を軟水とする。

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改訂新版 世界大百科事典 「軟水」の意味・わかりやすい解説

軟水 (なんすい)

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最新 地学事典 「軟水」の解説

なんすい
軟水

soft water

硬水

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飲み物がわかる辞典 「軟水」の解説

なんすい【軟水】


カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の含有量が少ない水。日本の水のほとんどは軟水。⇔硬水

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化学辞典 第2版 「軟水」の解説

軟水
ナンスイ
soft water

[別用語参照]硬水

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栄養・生化学辞典 「軟水」の解説

軟水

 カルシウムやマグネシウムなどの塩類をほとんど含まない水.

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世界大百科事典(旧版)内の軟水の言及

【硬水】より

…またセッケンを溶かせば水に不溶のカルシウムセッケンやマグネシウムセッケンを生じてその効果を減じ,またそれらの沈殿が繊維に付着して除きにくいので,製糸,染色などの妨害になる。硬水の硬度を下げ,実用上支障のない水(軟水)にするには種々の方法があるが,現在盛んに行われているのは,イオン交換樹脂や合成ゼオライトなどのイオン交換体に,上述のような害のないナトリウムイオンなどを吸着させておき,その層に硬水を通して,水中のイオンを無害のイオンに置きかえるイオン交換法である。なお,炭酸水素塩として含まれている硬水は煮沸すると炭酸塩となって沈殿するので,これを除いて軟水化できることから一時硬水といい,硫酸塩の場合には煮沸で除くことができないので永久硬水という。…

【硬度】より

…ドイツ,イギリス,フランスなどでは,おのおの独自の硬度の基準がある。そのうちドイツ硬度というのはCaO1mg/水100mlを1度とするもので,ドイツ硬度10度以下(CaCO3179mg/l以下)を軟水,同20度以上(CaCO3357mg/l以上)を硬水と呼ぶことが多い。ただし,これらは厳密な定義ではない。…

※「軟水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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