測定された結果の信頼性を確認するためには、共通の試験や計測を実施して、その結果を客観的に評価することが国際的に求められる。ISO/IEC 13528(Statistical methods for use in proficiency testing by interlaboratory comparisons)には、技能試験における共通概念の導入と実践的な比較の方法が提示されており、共同実験の実施方法と試験結果のばらつきを、簡単な統計的解析から評価する方法が示されている。国際的な相互承認に関しては、このような概念と手法の導入が必須とされている。