抗けいれん薬(読み)こうけいれんやく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「抗けいれん薬」の意味・わかりやすい解説

抗けいれん薬
こうけいれんやく

いろいろな型のけいれん発作を抑制する薬をいう。臨床的にはおもにてんかん発作を抑制する目的抗てんかん薬として用いられる。なお、けいれんには、真性てんかんのような骨格筋のけいれんのほか消化管気管気管支血管など平滑筋のけいれんもあり、この平滑筋の収縮緊張を寛解する薬物は鎮けい剤とよばれる。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む