日本大百科全書(ニッポニカ) 「抗けいれん薬」の意味・わかりやすい解説 抗けいれん薬こうけいれんやく いろいろな型のけいれん発作を抑制する薬をいう。臨床的にはおもにてんかん発作を抑制する目的で抗てんかん薬として用いられる。なお、けいれんには、真性てんかんのような骨格筋のけいれんのほか、消化管、気管、気管支、血管など平滑筋のけいれんもあり、この平滑筋の収縮、緊張を寛解する薬物は鎮けい剤とよばれる。[幸保文治][参照項目] | 抗てんかん薬 | 鎮けい薬 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例