抗原検査とPCR

共同通信ニュース用語解説 「抗原検査とPCR」の解説

抗原検査とPCR

ウイルス感染の有無を調べる方法。「抗原検査」はウイルス特有のタンパク質(抗原)を狙ってくっつく物質を使い、患者の検体中にウイルスがいるかどうかを調べる。PCRはウイルス特有の遺伝子配列を、専用の装置で増幅して検出する。検体は鼻や喉の奥を綿棒などでこすって採取した粘液を使う。PCRが判定に数時間程度かかるのに対し、抗原検査は15~30分でできる。他に感染後、免疫反応によって体内にできる抗体を探す「抗体検査」もある。

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