抗癌抗生物質(読み)こうがんこうせいぶっしつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「抗癌抗生物質」の意味・わかりやすい解説

抗癌抗生物質
こうがんこうせいぶっしつ

抗生物質のなかで,抗悪性腫瘍活性をもつ物質。ストレプトマイシンの発見によって結核不治の病ではなくなったように,癌に対しても特効薬の出現が待たれてはいるが,複雑な発症,転移メカニズムのために決定的な治療法は見つかっていない。 1940年のアクチノマイシンに始って,数多くの抗癌抗生物質が研究されている。作用機序としては,DNARNAの合成阻害によって癌細胞の増殖を阻止する薬剤と,患者の免疫機能を刺激して間接的に抗腫瘍活性を示すいわゆる BRM系薬剤とに大別される。核酸合成阻害剤としてはマイトマイシンCブレオマイシン,ドキソルビシン,ダウノビルシンなどがある。 BRMには高分子多糖の PSKレンチナンなどがあり,おもに併用薬として臨床に用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む