ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクチノマイシン」の意味・わかりやすい解説 アクチノマイシンactinomycin 放線菌類から取出された抗生物質。放線菌の一種,Streptomyces antibioticusなどの培養液から有機溶媒で抽出した血赤色板状の弱塩基性ペプチドで,単一物質ではない。十数種類の物質に分離されるが,そのうち特にC,D,Jなどは悪性腫瘍の治療薬として有用であり,ことにCはホジキン病に用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報