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抗酵素 こうこうそantienzyme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

抗酵素
こうこうそ
antienzyme

(1) 実験動物に酵素または酵素原を抗原として注射すると,体内 (血清など) に特異的な抗体が生成される。この抗体を抗酵素という。抗酵素は生体内でも試験管内実験でも,一般の抗体と同じように,もとの酵素反応を阻害する。アンチリパーゼ,アンチウレアーゼ,アンチペプシン,アンチトロンビンなどが知られている。 (2) 血清もしくは生体の抽出液中に,ある酵素の作用を特異的に阻害する物質が存在するとき,その物質を抗酵素と呼ぶことがある。アンチトロンビンとしてのヘパリンなど。ただし,抗酵素の語は (1) の場合に限るのがよいとされている。

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