精選版 日本国語大辞典 「折掛蒲団」の意味・読み・例文・類語 おりかけ‐ぶとんをりかけ‥【折掛蒲団】 〘 名詞 〙 江戸時代、馬の背の両側に明荷(あけに)と呼ぶ葛籠(つづら)二個を渡し、その上に旅行者が乗るために敷いた蒲団。乗懸(のりかけ)馬の上に敷く蒲団。[初出の実例]「馬に折かけ莆団(ブトン)敷て、乗る御(お)人はと呼立る」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例