折敷田村(読み)おしきだむら

日本歴史地名大系 「折敷田村」の解説

折敷田村
おしきだむら

[現在地名]安心院町折敷田

上市かみいち村の北にある。村の西を深見ふかみ川が屈曲しながら流れ、北は下市村近世領主の変遷は古市ふるいち村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高一三四石余、人数二三、百姓三(うち庄屋一)・名子三、牛四・馬一。元禄豊前国高帳では高一三〇石余。貴船きぶね神社は下市三女さんによ神社からの分社といい、折敷田の地名は鎌倉時代に貴船社を祀るため田に折敷を置き供物を供えたことに由来するといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む