折簡(読み)セッカン

デジタル大辞泉 「折簡」の意味・読み・例文・類語

せっ‐かん【折簡】

[名](スル)全紙を二つ切りにして短い手紙を書くこと。また、その短い手紙。
「家に帰るとすぐに、―して抽斎を請じた」〈鴎外渋江抽斎

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精選版 日本国語大辞典 「折簡」の意味・読み・例文・類語

せっ‐かん【折簡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「簡」は手紙に用いた竹札の意 ) 小さく切った紙に書いた略式の手紙。官を任免するときの書札
    1. [初出の実例]「隣寺寧労折簡呼。扣門日々撚吟鬚。十年零落九州外。来待高僧徳不一レ孤」(出典:島隠集(1508)下・隣寺尋花)
    2. [その他の文献]〔晉書‐宣帝紀〕

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普及版 字通 「折簡」の読み・字形・画数・意味

【折簡】せつかん

短い手紙。

字通「折」の項目を見る

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