折衷の儀(読み)せっちゅうのぎ

精選版 日本国語大辞典 「折衷の儀」の意味・読み・例文・類語

せっちゅう【折衷】 の 儀(ぎ)

  1. 対立する両者の中間点にこそ理があるとみなす法思想。種々の法理が対立共存した古代中世公家法廷などでとくに行なわれた。
    1. [初出の実例]「然則、一為庄公之愁訴、一為地頭之勲労、旁従折中儀、須向後法」(出典新編追加‐貞応二年(1223)六月一五日・官宣旨)

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