法理(読み)ホウリ

デジタル大辞泉 「法理」の意味・読み・例文・類語

ほう‐り【法理】

(ハフ‐) 法律原理
(ホフ‐) 仏法理法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法理」の意味・読み・例文・類語

ほう‐り【法理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( ハフ: ) 法律の原理。法に内在する道理。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「若し信義を失ふことあらば、宜く法理に由て之を糺さざる可からず」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)
    2. [その他の文献]〔魏志‐武帝紀〕
  3. [ 二 ] ( ホフ: ) 仏語。仏法の真理。仏法の理法。
    1. [初出の実例]「ゆゆしげなる人のあたりなる愚者は〈略〉彌法理に背けり」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238))
    2. [その他の文献]〔晉書‐王珉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android