ことわざを知る辞典 「抜かぬ太刀の高名」の解説 抜かぬ太刀の高名 刀を抜かないにもかかわらず、実戦で勝ったと同様、あるいはそれ以上の功績をあげ、評判を高めること。また、強力な手段を持ちながら、実際にはこれを行使せずに相手を意のままにすることのたとえ。 [使用例] 幸か不幸か、弥太郎は去年も一昨年も、年番ではなかったので、抜かぬ太刀の功名を誇っていられるが、ことしは年番で出張して、もし仕損じたという暁には、待ちかまえている人々が手を叩いて笑うであろう[岡本綺堂*鷲|1932] 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報 Sponserd by