択伐(読み)タクバツ

デジタル大辞泉 「択伐」の意味・読み・例文・類語

たく‐ばつ【択伐】

[名](スル)用材などに適した木を選んで切り、その跡に後継樹を育てるなどして、森林更新を図ること。皆伐かいばつに対していう。

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精選版 日本国語大辞典 「択伐」の意味・読み・例文・類語

たく‐ばつ【択伐】

  1. 〘 名詞 〙 森林の天然更新をはかりながら、計画的に用材を伐り出すこと。

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林業関連用語 「択伐」の解説

択伐

森林内の樹木数年から数十年ごとに計画的に繰り返し伐採(抜き切り)することをいう。

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農林水産関係用語集 「択伐」の解説

択伐

森林内の樹木の一部を抜き伐りする主伐一種

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世界大百科事典(旧版)内の択伐の言及

【皆伐】より

…このような欠点を軽減するため,群状または帯状に小面積を皆伐する方法もある。 皆伐に対して択伐selection cutting,傘伐shelterwood cuttingとよばれる方法がある。前者が成熟木の伐採・収穫を一義的に考えるのに対して,後者は次代の木をうまく育てることに主眼をおいている。…

※「択伐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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