抵掌(読み)ていしょう

精選版 日本国語大辞典 「抵掌」の意味・読み・例文・類語

てい‐しょう‥シャウ【抵掌】

  1. 〘 名詞 〙 手をうつこと。盛んに談じるさまなどにいう。
    1. [初出の実例]「泉下登登応抵掌、先生埋骨亦青山」(出典竹外二十八字詩後編(1871)上・聞星巖先生既葬東山)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐秦策〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抵掌」の読み・字形・画数・意味

【抵掌】ししよう(しやう)

手をうち勢いこんで話す。〔戦国策、秦一〕(秦)趙王に屋の下に見し、掌を抵(う)ちて言ふ。趙王大いにび、封じて武安君と爲す。

字通「抵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android