おし‐あがり【押上】
- 〘 名詞 〙
- ① 山上に網を張って獣を追いあげ、捕獲すること。
- [初出の実例]「秋冬は笛待・落しくくり・押上(ヲシあが)り・犬山など申して、昼夜に山に侍りしかば」(出典:源平盛衰記(14C前)三六)
- ② むりに、または勢いよく部屋などにあがりこむこと。
- [初出の実例]「昼見世でもひやかしの、夫(それ)から引(ひけ)しでへに直(すぐ)におしあがりときめるはな」(出典:人情本・明烏後正夢発端(1823)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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