押下ろす(読み)オシオロス

デジタル大辞泉 「押下ろす」の意味・読み・例文・類語

おし‐おろ・す【押(し)下ろす】

[動サ五(四)]
下ろす」を強めていう語。力を入れて、また、勢いよくおろす。
縹色絹はないろぎぬを膝から―・して」〈紅葉・二人女房〉
地位などを、むりやりにさげる。
御心ならず―・されさせ給ひけんあはれさ」〈平家・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押下ろす」の意味・読み・例文・類語

おし‐おろ・す【押下】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「おし」は接頭語 )
  2. 「おろす(下)」を強めていう。
    1. [初出の実例]「内々は六七十人してあげおろす船を、只一人しておしあげおしおろす程の大力也」(出典:平家物語(13C前)九)
  3. むりにおろす。位などをむりに下げる。
    1. [初出の実例]「主上ことなる御つつがもわたらせ給はぬを、をしおろしたてまつり、東宮践祚(せんそ)あり」(出典平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む