デジタル大辞泉 「押手」の意味・読み・例文・類語 おし‐で【押(し)手】 《「おして」とも》1 我がが強いこと。我を通すこと。「噺はなしをさせると―がきいていましたが」〈万太郎・末枯〉2 箏そうの奏法の一。左手で弦を押さえて張力を高め、音に変化を与える手法。3 印判。印鑑。また、手型をいう。→手印ていん「その戸には、文殿と―さしたり」〈宇津保・蔵開上〉4 弓を射るときの左手。ゆんで。⇔引き手で。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例