押折(読み)おしおり

精選版 日本国語大辞典 「押折」の意味・読み・例文・類語

おし‐おり‥をり【押折】

  1. 〘 名詞 〙 狩衣系の服装で歩行しやすいように裾の端を内側に折り曲げて当帯(あておび)の下に挿しこんでとめること。また、この着装による平常外出をいう。
    1. 押折り〈年中行事絵巻〉
      押折り〈年中行事絵巻〉
    2. [初出の実例]「馬のこしらへ様の事。〈略〉次しりがいの事、糸ぐみのうね、押折の時はうね許(ばかり)衛府の時はふさを付なり」(出典:布衣記(1295頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む