担脚(読み)たんきゃく

精選版 日本国語大辞典 「担脚」の意味・読み・例文・類語

たん‐きゃく【担脚】

〘名〙 奈良時代、調・庸などの税を諸国から京に運んだ者。納税者である農民の中から指名され、農民疲弊の一つ原因となった。脚夫運脚
続日本紀‐天平勝宝八年(756)一一月丁巳「由此。担脚辛苦。競為逃帰

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android