担脚(読み)たんきゃく

精選版 日本国語大辞典 「担脚」の意味・読み・例文・類語

たん‐きゃく【担脚】

  1. 〘 名詞 〙 奈良時代、調・庸などの税を諸国から京に運んだ者。納税者である農民の中から指名され、農民疲弊の一つ原因となった。脚夫運脚
    1. [初出の実例]「由此。担脚辛苦。競為逃帰」(出典続日本紀‐天平勝宝八年(756)一一月丁巳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android