拈華(読み)ネンゲ

精選版 日本国語大辞典 「拈華」の意味・読み・例文・類語

ねん‐げ【拈華】

  1. 〘 名詞 〙 花をひねること。→拈華微笑(ねんげみしょう)
    1. [初出の実例]「いはゆる拈華瞬目、すなはち夢中説夢なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)夢中説夢)
    2. 「拈華(ネンゲ)一拶は、此を去る八千里ならざるも」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拈華」の読み・字形・画数・意味

【拈華】ねんげ

花びらをつまむ。〔五灯会元、一、七仏、釈牟尼仏〕世、靈山の會上に在り、を拈りて衆に示す。是の時、衆皆默然たり。唯だのみ、破顏笑す。世云ふ、吾(われ)に正法眼(しやうばうげんざう)り。涅槃妙心、實相無相、妙法門、不立字、外別傳なり。に付囑すと。

字通「拈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む